第5回:株式会社ACフォルテ

『なのに』同士で、新たなJクラブのスタンダードを

写真左:株式会社ACフォルテ 代表取締役 北山淳
写真右:株式会社ゼルビア パートナー事業部 伊東祥明

目次

本日はよろしくお願いいたします。まずは御社の事業内容から聞かせて下さい。

「自ら考え、自ら実行」を事業ビジョンとして掲げて、学習塾を展開しています。

現在は国立校と小金井校の2校を運営しています。

ACフォルテ_北山様

今年の2月から「オフィシャルクラブパートナー」としてご支援をスタートしていただきました。まずはその経緯を聞かせて下さい。

もともと私はプレーもする側、見る側にも回るサッカーファンです。Jリーグにハマっていた時期もありましたし、プレミアリーグも好きです。最近は“戦術オタク”のようになっていますが、今は満遍なくいろいろなチームを見るようにしています。

ACフォルテ_北山様

サッカーファンであることから、「どこかのJリーグクラブを支援したい」というお気持ちがあったのでしょうか。

そうですね。そういう思いはありました。その中である日、弊社の情報通である役員から「こんなものがある」とLINEのメッセージで送られてきたのが、HALF TIME株式会社さんらが提供する「Jクラブ スポンサーマッチングプロジェクト※」でした。

(※特定のJクラブが全国的にスポンサーを公募するためのプラットフォームのこと)

ACフォルテ_北山様

情報通の役員の方からそんな情報が。

このプロジェクトを見た時、率直に「面白そうだな」と。これは乗っかってみようじゃないかと。社内での相談を経て、試しに登録をしてみました。

ACフォルテ_北山様

登録していただき、ありがとうございます!

立ち上げから2年足らずで、会社としての力もないため、正直、ほとんどのクラブが相手にしてくれないだろうなと思っていました。でもJクラブと話せる機会はなかなかないですから、「気になるクラブに登録した中で、1つや2つ話が進むと良いよね」という話を社内ではしていました。

ACフォルテ_北山様

登録していただいてから、どういったプロセスでゼルビアからACフォルテ様へと接触したのでしょうか。

初めに気になるクラブを登録できるのですが、ACフォルテ様は近郊のクラブということで、ゼルビアを登録してくださっていました。

最初のオンラインでの面談に臨むにあたって、会社名や所在地、事業内容などの事前情報を確認すると、学習塾というカテゴリーが目に入りました。ちょうど昨年の4月から「ゼル塾」を始めていたタイミングでしたから、「お!」と思いましたね。

株式会社ゼルビア_伊東

そこで「ピン」ときたのですね!

手前味噌ながらゼル塾は非常に良い取り組みだなと思っていたので、学習塾と手を組めれば、前例のないことができるかもしれないと、最初の面談から、ゼル塾をプッシュさせていただきました(笑)。

株式会社ゼルビア_伊東

「ゼル塾推し」が功を奏したと。

私たちとしてはゼル塾をプッシュしていただいたことで、心を動かされました。クラブにとって、弊社はお小遣い程度の協賛金しか出せない規模感ですが、「ゼル塾を通したアプローチならば、力になれるんじゃないか。お互いにWin-Winの関係性でやれそうだ」と思えました。

ACフォルテ_北山様

ということはもし、ゼル塾をやっていなかったとしたら…。

このご縁はなかったかもしれません…。

ACフォルテ_北山様

タイミングとゼル塾の展開と、ACフォルテ様側の思惑が合致したのですね。 ゼルビア側としては、どんなアプローチをしてきたのですか。

教材を提供していただきつつ、SNSなどを通じてACフォルテ様の名前を出していくことやホームゲームでPRしていくこと。そういったことがベースでした。プラスαの部分ではオンラインで取り組みをする一方で、実際に対面で子どもたちに教える機会も作りたいと話をさせていただきました。

株式会社ゼルビア_伊東

対面で子どもたちに教えるための具体的な形とは?

例えば、今年1回はホームゲームの際に、青空教室で「リアル・ゼル塾」をやっていきたいなと思っています。前々からできるといいなという話を社内でもしてきましたが、社内には指導をできる者がおらず…。それこそ「餅は餅屋」ではないですが、教材や指導はプロにお任せしようと。

ゼルビアのファン・サポーターは家族連れの層が多いので、きっと喜んでもらえるでしょうし、その上でACフォルテ様のことも知ってもらえ、クラブを含め、三者にとって良いことですから。

株式会社ゼルビア_伊東

3月から算数の教材をACフォルテ様にご提供いただく形になっていますが、問題を作成する上で、重点を置いていることは何ですか。

最低限その学年で学べることを網羅しようと意識して作っています。

あとは問題を通して、どうやって町田やゼルビアのことを知ってもらうか。そういったことも頑張って盛り込むようにしています。まだ自分は“ゼルビア歴”が浅いので、猛勉強中です!

ACフォルテ_北山様

ちなみにクラブ内での感謝の声はいかがですか。

学習のプロではない人間が教材を作ることの難しさがあったので、プロフェッショナルの方にご協力いただきながら、一緒にゼル塾を作っていけるということは、技術的な部分でも大変ありがたいです。

今後はゼル塾の教材が小学校に配布されるぐらいまで持っていきたいという想いもあります。ゼル塾を始めてからわずか1年足らずで、こういった関係を構築できたことは本当にありがたいことだと感謝しています。

株式会社ゼルビア_伊東

そう言っていただけて、こちらこそありがとうございます。まだ完成形ではないので、今後の反響を見て、少しずつ形を変えながら良いものにしていきたいと思っています。

ACフォルテ_北山様

現状のゼル塾の手ごたえはいかがですか。

次第にアカデミックになってきたなと感じています。

例えば、町田市内のある施設では、ゼル塾をプリントアウトしたものを子どもたちに配布して、取り組んでいただくようなこともしています。ゼル塾を活用したいという団体があることは、ひしひしと感じています。

株式会社ゼルビア_伊東

今後のゼルビアに期待したいことは何ですか。

やはりJ1昇格です!

ACフォルテ_北山様

パートナー企業の皆様には毎回そう言っていただいています(笑)。J1に昇格することで、ACフォルテ様の認知度がもっと広がっていきますから。

株式会社ゼルビア_伊東

それは間違いないですよ。あとはゼル塾を通して、Jクラブのスタンダードを変えたいという想いがあります。

ACフォルテ_北山様

スタンダードを変えるとは?

プロサッカー選手を育てるのはもちろんのこと、人間形成の部分全般の面倒を見ることも、Jクラブの役割であってほしいと思っています。それが日本サッカー界のためになるだろうと。

例えばユースの選手がプロになれなかったとしても、「サッカー以外のこんな道で活躍しています」と、ゼルビアさんにはぜひ、そういうクラブになってほしいと願っています。

ACフォルテ_北山様

スタンダードを変えたいという想いに行き着いたきっかけは何でしたか。

東大サッカー部の頃に、準アスリートの方と定期的に接する機会がありまして。彼らはサッカーに関しては非常にストイックで尊敬しておりますが、ピッチ外でも尊敬される存在で在り続けられるかというと、必ずしもそうではなかったです。

もともと自分を高める力を持っているのに、それを社会に還元できないのは、もったいないと感じたことが想いの源泉です。

ACフォルテ_北山様

自分を高める努力ができる素養を、サッカー以外に生かさないのはもったいないと。

プロになれる人はどれほどストイックにできるか、というところで差や違いが生まれていると思います。ぜひ、プロを引退した後やプロになれなかった選手たちが、ストイックになって自分を高めることができる特性を生かし、もっと社会で活躍できる人材になってほしいと願っています。

ACフォルテ_北山様

最後に伊東さんはACフォルテ様と向き合う中でどんなことを感じていますか。

社名の由来を聞くと、ACのAにはアカデミック、アーティスティックと合わせて、アスレチックの意味も入っているとお聞きし、サッカークラブとも相性が良いなと感じています。

また学習塾でありながら、アスリートに対する想いも抱いていらっしゃって、私たちもサッカークラブでありながら、学習の取り組みをしています。

どちらも“なのに”が重なったところがとても喜ばしく、これからも一緒にいろいろなものを作っていきたいと思っています。

株式会社ゼルビア_伊東

こうしてスタッフの方と話していても、ゼルビアさんは地域色が強く、親近感を持ちやすいクラブだと感じています。今後ともよろしくお願い致します。本日はありがとうございました。

ACフォルテ_北山様

社名:株式会社ACフォルテ

カテゴリー:オフィシャルクラブパートナー

業種:学習塾(個別指導)

代表取締役:北山 淳

公式サイト:https://school.fuerte.tokyo/

所在地:国立校 〒186-0002 東京都国立市東1丁目17−20 603号室

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