第12回:株式会社平野屋金物店

レポーター・ゼルビーが行く!「町田にいる限りは応援し続ける」と言い切る平野屋金物店様へインタビュー

写真・左/佐藤麻衣子 株式会社ゼルビア パートナー事業部
写真・中央/平本勝人 株式会社平野屋金物店 代表取締役社長
写真・右/ゼルビー

VOICeSは、FC町田ゼルビアを熱くご支援くださっているパートナー企業様の『声』をお届けするコンテンツです。
第12回目となる今回は、株式会社平野屋金物店の平本勝人 代表取締役社長に話を伺いました。

ゼルビーのホームタウンウェアで名前を見たことがある方が多いのではないでしょうか?
今回は、いつもお世話になっているゼルビーがレポーターとしてインタビューに参加しました!

「町田にいる限りはカテゴリーを問わない」と平本社長がおっしゃるワケとは?
レポーター・ゼルビーの初インタビュー、どうぞ最後までお楽しみください!

目次

今日はいつも僕のユニフォームの胸スポンサーをして下さっている株式会社平野屋金物店様にお邪魔しました。いつもありがとう!

ゼルビーくん、こちらこそいつもありがとう!今日はよろしくお願いします。

早速お話を聞かせてください!まず初めに、なぜ僕のユニフォームの胸スポンサーになってくれたの?

目的は、地元の方々に対して、平野屋金物店というお店を知っていただくことです。例えば、全国区のテレビでの映像を通じて、「平野屋金物店」という名前が出ても、「なんだここは?」としかなりません。それよりも町田の若い方々や子どもたちの認知度を高めるためにはどうしたら良いか。そう考えると、小学校やお祭りなどのイベント訪問をしているゼルビーに宣伝してもらうことが、一番効果があるのではないか?ということで決めました。

どちらから働き掛けたの?

弊社はJFLに昇格した2009年より支援を始めさせていただき、2012年から6年ほど、マッチデープログラムに広告を出していました。その中で以前、ゼルビーの胸スポンサーをしていたパートナー企業が翌年は継続しないという話を聞きました。当時の担当者の方へ、「ぜひ前向きに検討したい」とお伝えして検討した結果、ゼルビーの胸スポンサーをやらせていただくことに決めました。

なるほど、そういう経緯だったんだ

せっかくやるのであれば、一番目立ちたい場所に入れたいと思っていました。こうしてゼルビーのユニフォームの胸スポンサーになれて、とても嬉しいです。

実際に僕の胸にある御社のロゴを見て、どう感じましたか?

実は学生時代に部活でサッカーをやってきた身なのですが、まさか町田にJリーグクラブができるとは思っていなかったです。ましてや自分の会社がJクラブのパートナー企業になるとも思っていませんでした。とても感慨深いです。

平本社長はプレーヤーだったんだ!

地元の玉川学園で中学、高校とサッカーをやっていました。大学入学時に部活でサッカーを続けるか迷っていた時に、高校時代の顧問の先生から町田第五小学校を拠点として活動しているMGサッカークラブのコーチをやらないかと打診されました
へー、そこから小学生のコーチを!
結局4年間やらせていただきましたが、その間にはウチのチームが星大輔さん(2010年から2年間トップチームに在籍)擁するチームとも対戦しました。「南大谷にうまい子がいる」と騒がれていたのが星さんでした。教え子にはかつてゼルビアにも所属したことがある選手もいます。実は、コーチを務めていた当時、もどかしい思いをすることがありまして…。

もどかしい思いって?

例えば、MGサッカークラブの子どもたちが小学校を卒業する時、当時の町田には中学でサッカーを続けられる環境が満足にありませんでした。
そうだったんだ…。
うまい子はヴェルディやマリノスのセレクションを受けられますが、それ以外の子どもたちがプレーする受け皿が充分に整っているとは言えませんでした。個人的にはすでにJクラブがある街のことをうらやましく思っていました…。その後FC町田の存在を知りましたが、社会人チームができることまではイメージしていなかった。少しずつカテゴリーは上がっていくんだろうけど、何年掛かるんだろうと…。さすがに町田にJクラブができるのは無理かと、あきらめかけていました…。

そんなゼルビアも、今やJ1を狙える環境が整ってきているよ!

とんとん拍子ではないものの、よい方向に歯車が回って、今があると思います。J1に昇格することで、注目度も違いますし、地域が盛り上がるという意味では大事な要素だと思います。もちろん、パートナー企業の身として、クラブにはJ1を目指してほしいです。ただ個人的な想いとしては、地場に根付いたクラブチームがしっかりと育ってほしいという想いが強いので、所属しているカテゴリーに関しては、あまりこだわりはありません。
そう言ってもらえて、僕も嬉しいな!
弊社は町田に根差している企業であるため、町田が魅力的な街で、町田に住んでみたいという方々が増えれば、良い相乗効果が生まれます。そういった意味ではゼルビアさんは町田の大事なコンテンツだと思っています。
ありがとう!
もちろんJ1を目指して欲しい気持ちはありますが、ゼルビアさんが地域の公共財として消えることなく、町田に存在するサッカークラブで有り続け、子どもたちや街にとって魅力的なコンテンツであると思えれば、仮にカテゴリーが下がったとしても、ずっと支援していきます。降格や昇格で付いたり離れたりはしないので、ご安心してください(笑)

カテゴリーは問わないって。クラブとしては安心できるよね!

ゼルビアが街の貴重なコンテンツで有り続けることに価値を感じてくださっていることに感謝しています。魅力あるクラブで有り続けられるように、これからも努力していきます!
クラブにとっては、耳の痛い話かもしれませんが、改名騒動があったことで、FC町田ゼルビアというサッカークラブが、町田の地域の公共財になっていることを、再認識できるきっかけになりましたよね。『ゼルビア』という名前をサポーターの方々があれほど誇りを持って大事にしているということは、それまでクラブに携わったすべての関係者の想いが、応援してくださる方々に認められた証だと感じました。藤田晋オーナーの選択も、地域密着というJリーグの理念を尊重して下さったんだと感動しました。
そこまで思って下さるとは、嬉しい限りです。
町田にJリーグクラブを誘致する話や、FC町田の社会人トップチームを作るといった話を聞いた時、自分自身は「絶対に無理だろう」と思っていた一人です。時が経ち、ゼルビアがJFLのカテゴリーまで上がってきたと聞けば、それは支援したいなという気持ちになりましたよ。
このようにおっしゃっていただけることに大変感謝しています!
所属する選手たちのインタビューを読むと、ゼルビアには強い想いを持った選手たちが多いなと感じます。中島裕希選手、深津康太選手、そして李漢宰クラブナビゲーターといった方々が「自分たちの力でJ1クラブに引き上げる」という話をされていたのを読んだ時は感激しました。

一時期、中島選手は「自分たちの力で環境を変える」と口癖のように言っていたなぁ。

その結果、サイバーエージェントグループに参画する道が拓けたわけですし、こうしてJ1に昇格できる地盤が整ってきましたよね。そこまでのストーリーにとても感情移入できます。
中島選手がこの話を聞いたら、とっても喜ぶと思います!
ゼルビアさんも、携わっている方々がその時にやれることをやっていく。それを繰り返し、挑戦し続けてきたことで、ここまでのJクラブになったと思います。

挑戦者であること。肝に銘じなければ…。

これまでと同様に、ゼルビアさんには挑戦者で有り続けてほしいですし、Jリーグの理念にもあるように、100年後にも残るクラブになってほしいと切に願っています。
地域に密着されていて、長らくご支援いただいている平野屋金物店様の声をどうしても伝えたくて、今回はインタビューにご協力いただきました。熱い想いを聞かせていただき、ありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
ゼルビアが町田に有り続ける限りはご支援して下さるというお言葉をいただけたこと、大変感謝しています。これからも平本社長が望まれているように、ゼルビアの存在によって、地域の魅力がさらに高まるような活動をさせていただきます。まだまだ物語は続いていきますので、これからも末長くよろしくお願い致します! ゼルビー、これからも頑張ろうね!
平本社長、本日はありがとうございました!引き続き、頑張ります!
企業概要

社名:株式会社平野屋金物店

カテゴリー:オフィシャルクラブパートナー

業種:建築用工具等の販売

代表取締役:平本勝人

公式サイト:https://www.e-kougu.com/

所在地:〒194-0013 東京都町田市原町田5-7-21

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