第2回:株式会社イーグル建創

きっかけは、社長が電話をとったこと。
そこから始まった長い旅路

写真右:株式会社イーグル建創 常務取締役 村上賢司
写真左:株式会社ゼルビア パートナー事業部 山川隆晃

FC町田ゼルビアは、ファン・サポーターの皆様をはじめ、パートナー企業・行政・地域の皆様など、様々な方々に支えられ活動させていただいております。
その中で、FC町田ゼルビアを熱くご支援くださっている「パートナー企業の皆様の『声』をもっと届けたい」という想いから、新たに特設コンテンツとして「VOICeS」を発足しました。

第二回は、2007年よりトップパートナーとしてFC町田ゼルビア をご支援いただいている株式会社イーグル建創様をお呼びして、
FC町田ゼルビアへを通じた地域への貢献について、熱い想いをお話していただきました。

目次

本日はよろしくお願い致します。まずは株式会社イーグル建創様の事業内容から聞かせて下さい。

弊社はおかげさまで2020年1月に25周年を迎えた総合リフォーム会社です。家を直すだけではなく、地域の皆様方がより暮らしやすい様々な提案を行っています。創業当時から受注をいただいているお客様の中では、世代が変わり新築工事のご相談のみならず、売買や相続についても専門の担当者がそのご家族の一員となって提案を行っています。

ご支援の始まりが2007年ですから、長いお付き合いをさせていただいていますね。そもそも最初のキッカケは?

これは笑い話になりますが、ゼルビアが町田の企業さんにスポンサー依頼の電話をしている中で、普段は会社の電話に出ることのない下川浩之社長が、たまたま取り「アスレティッククラブ町田」と名乗られたので、「スポーツジムならもう入っているので大丈夫です」と断ろうとしたとか。でも話を聞くと、「町田からJリーグを目指しているチームです」と。そんな話を聞いたことが最初のきっかけです。もし取っていなければ支援するのも数年先になっていたかもですね。

まさに“運命の電話”ですね!

社長はもともと帝京高校→国士舘大学とサッカーをプレーしてきた“サッカー小僧”ですから、本人もいつかはサッカークラブに関われたら良いなという願望はあったようです。電話をいただいた当時は関東リーグ所属でしたが、カテゴリーを上がっていけば、遅かれ早かれ、弊社に話は来たと思います。ただあの1本の電話に出たか出ないかで、運命が変わっていたはずです。

07年がスタートですから、今年で14年目! 社内ではどのように説得されたのですか?

当時社内にはサッカー経験者が多く、フットサル部がありました。 社長から「今度サッカーチームを応援するから皆で応援に行こう!」と、当時の関東リーグの試合を見に行きました。格好から入るメンバーも多かったので、会場でユニホームやTシャツ、タオルマフラーを購入して観戦したのですが、皆ドはまりでした。

すんなり受け入れられたのですね。そう言えば、深津康太選手は以前、太陽光発電の営業をしていたとか。

そうですね。09年には現在も大活躍している深津選手をはじめ、6人の選手がイーグル建創で働き、夜間に練習をする生活をしていたことでいまだに深津ファンもたくさんいますよ。 また社員旅行はゼルビアの試合観戦を兼ねて沖縄に何度も行きましたし、会社のレクリエーションで野津田での試合観戦を行っていますので、社員一同が楽しみにしている分、反対はありませんでした。

ゼルビアに対しては、どんなことを期待していましたか?

「Jリーグを目指す」とは言うものの簡単ではないのかなと思っていました。 しかし関東リーグ、JFLと予想を上回る早さで各カテゴリーを駆け上がっていきました。 常に大変な戦いをしている選手たちを見ていると、不思議と必ずJリーグに行けると思いその期待は高まり、見事に12年に叶えていただききました。 ただ、ゼルビアには優勝という勲章がありません。 降格後のJFL、J3では何度も夢を見てきた優勝は届きませんでが、18年にはあと1点で優勝というところまで来ましたので、今後も優勝にこだわって戦ってほしいです。

ゼルビアをご支援いただいたことでどのような変化がありましたか?

単純に認知度が上がりましたね。なかなかリフォーム会社だと認識されていない事もありましたが、町田ではイーグル建創と言えば、リフォーム会社と思っていただけているという手応えがあります。ゼルビアのトップパートナーということで、知っていただいた方も多かったと思います。今では「ゼルビアの胸のとこね」と言われることもしばしばです。

12年からユニフォームの胸スポンサーもやっていただいた中、18年10月からはゼルビアがサイバーエージェントグループの傘下に入ったことで時代の移り変わりを感じます。

昨年に胸から右胸に移った際には、「絶対にまた胸に戻ってください!」とマッチデーでファン・サポーターの方に言われましたが、さすがに丁重にお断り致しました(笑) トップチームの支援に関しては、CAグループについていただいたので、我々の役目は次世代の支援をしていきたいという話をしています。

次世代の支援という意味では、具体的にどんなことをされていますか?

3年前より町田市サッカー協会が主催している小学5年生の大会である『マチダカップ』を応援させていただいています。毎年、ゼルビアからは選手に来ていただき、子どもたちと触れ合っていただく機会を作っています。ゼルビアが掲げる『町田から世界へ』は、同大会の弊社のキャッチフレーズとして使用しています。 町田のサッカー少年・少女が海外の強豪チームのユニホームを着て登校している姿は多く見られますが、ゼルビアのユニホームを着て登校している子どもは見たことがありません。いつかはゼルビアユニフォームを着て登校するような子どもたちが増えてほしいと思っていますし、チームが強くなれば必ずそんな日が訪れると思っています。

確かに見る機会はないかもしれません…。

もちろん、我々としても、一人でも多くの子どもたちがゼルビアに憧れてユニホームやTシャツを着て登校してもらえるように、可能な範囲でご協力いただき選手たちと触れ合う機会をもっと増やしていきたいと考えています。そしていつかはマッチデーで来場者全員にレプリカユニフォームをプレゼントしたいと思っています。

ちなみにマッチデーではどんな取り組みをされてきましたか?

今年はコロナ禍の影響で規模を縮小し除菌や抗菌などの商材をご案内しました。 「イーグル建創って何でもやってるな」というイメージがついてくれると良いですね。 ここ数年ではマッチデーを楽しみに来ていただけるファン・サポーターや、顧客様も多くなってきたという手応えがあります。
子どもたちが喜ぶようなことを体感できることや、商品のPRに繋がることをできれば良いなとは思っています。
以前、試しにマッチデーのブースでリフォーム相談コーナーを展開したのですが、あまり芳しくなくて…。やはりココで利益を求めることや売上を欲してはいけないなと思いました。 そもそも利益、売上というよりもファン・サポータの方々が楽しめるような企画ができれば自分たちが楽しめて、その姿を見ていただければイーグル建創って面白そうだなと理解してもらえますから。

今のお話に長くご支援いただいている理由を垣間見た気がします。

毎年クラブは強くなるために新しく変わります。そのためには良い選手やコーチングスタッフ、クラブスタッフが必要不可欠だと思います。 しかしお金があれば、必ずしもチームが強くなるわけではありません。 長くサポートをすることで安定した経営基盤を確立できますので、チームは安心して変わることができます。我々としてできることは、クラブの安定経営の礎になることが一番だと思っていますので、そのためには長くサポートしていくことが重要だと考えています。

ありがとうございます。これからもよろしくお願い致します! ちなみに山川さんは営業担当の窓口として、接する中で感じていることはありますか?

現在の大友健寿社長から引き継いで担当させていただいていますが、トップパートナーとしての思いの強さをすごく感じます。現在クラブをご支援いただいている企業様は約340社ありますが、イーグル建創様は昔からご支援いただいている企業様の一つとして、先頭で引っ張ってくれています。イーグル建創様が「ゼルビアを応援するぞ!」となれば、後に続く企業様がたくさんいますので、とてもありがたい存在です。ちなみにマッチデーは8年間負けなしです。もう奇跡ですよ!

なんと“マッチデー不敗伝説”があるんですね! イーグル建創様とゼルビアの関係性は永遠だと思っていますが、今後のゼルビアに期待することは?

1年でも早くJ1に昇格してほしいですね。そしてもう一度、我々を札幌の社員旅行に連れて行ってください!(笑)。冗談はさておき、せつにJ1昇格を望んでいます。ゼルビアさんはトップチーム創設から30年余り。ここ10数年で地域のサッカークラブからJ2まで駆け上がってくれました。その間にはいろいろな挫折も、涙もたくさんありました。我々はクラブの歴史の苦労を一番近い距離で見てきました。『勇往邁進』。ゼルビアサポーターが掲げる横断幕やチャントにもあるように、ゼルビアさんには何も恐れずに、勇敢に元気良く、正直に目標に向かって突き進んでいただきたいですね。

イーグル建創様も今年で25周年。これからも共に歩んでいきたいです!

我々も地域の皆様方に支えられて様々なことを乗り越え、25周年を迎えることができました。次の25年に向けて、イーグル建創は地域の皆様に何ができるかを考えながら一歩一歩進んでいきます。ちなみに弊社は今年の11月市内の支店を小野路町の鎌倉街道沿いに移転し、町田本店としてOPEN致しました。これでGスタに最も近いトップパートナーとなりました(笑)。実はこの地の利を生かして、ゼルビアの試合を見に来る方々のためにできることを準備していますのでご期待下さい。
本当に楽しみです!何が展開されるのか期待しつつ、本日はお忙しいところ、ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します
ありがとうございました。こちらこそ、今後ともよろしくお願い致します。
社名:株式会社イーグル建創

カテゴリー:トップパートナー

業種:リフォーム業

代表取締役:下川 浩之

公式サイト:https://www.eaglekenso.com/

電話番号:042-727-7700

所在地:〒194-0044 東京都町田市成瀬7-1-1

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